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	<title>detourist &#187; ICT</title>
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		<title>アドレスさん / Outlookなしでdocomo端末のアドレス帳をiPhoneにコピーする方法</title>
		<link>http://detourist.net/post/address-san</link>
		<comments>http://detourist.net/post/address-san#comments</comments>
		<pubDate>Wed, 05 Aug 2009 14:34:57 +0000</pubDate>
		<dc:creator>detourist</dc:creator>
				<category><![CDATA[docomo]]></category>
		<category><![CDATA[iPhone]]></category>
		<category><![CDATA[ソフトウェア]]></category>

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		<description><![CDATA[すごく今更感の漂う話題ですが．
以下の条件を満たすユーザの場合，フリーソフト「アドレスさん for iPhone」を利用することによって，フリガナ付き＆複数アドレス・番号保持のまま，アドレス帳をiPhoneにコピーするこ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>すごく今更感の漂う話題ですが．</p>
<p>以下の条件を満たすユーザの場合，フリーソフト「アドレスさん for iPhone」を利用することによって，フリガナ付き＆複数アドレス・番号保持のまま，アドレス帳をiPhoneにコピーすることができる．</p>
<p>【条件】</p>
<ul class="modPuki_list1" style="padding-left:16px;margin-left:16px">
<li>docomoユーザ</li>
<li>母艦がWindows</li>
<li>Microsoft Office Outlook 2003以上を持っていない<br />
（※Outlook Expressとは異なる）（なお，Outlook 2003以上を利用可能な人は，下記手順のうち，datalinkから直接Outlookにエクスポートする方が便利で簡単．）</li>
</ul>
<p>【この方法を使うメリット】</p>
<ul class="modPuki_list1" style="padding-left:16px;margin-left:16px">
<li>フリガナのコピーに対応</li>
<li>複数アドレス，複数電話番号のコピーに対応</li>
</ul>
<p>【手順】</p>
<ol class="modPuki_list1" style="padding-left:16px;margin-left:16px">
<li>datalinkをインストール<br />
<a href="http://datalink.nttdocomo.co.jp/" target="_blank">http://datalink.nttdocomo.co.jp/</a></li>
<li>アドレスさん for iPhone をインストール<br />
<a href="http://vitamindrop.com/software/" target="_blank">http://vitamindrop.com/software/</a></li>
<li>datalinkを使い，端末からPCへアドレス帳をコピー</li>
<li>datalinkにて，アドレス帳を「CSV」形式でエクスポート</li>
<li>アドレスさんにて，エクスポーとしたCSVファイルを読み込む</li>
<li>項目を割り当てる<br />
※iPhone側の項目として重複する項目は指定できないので注意</li>
<li>vCard形式で書き出す</li>
<li>書き出したvCardファイルをiPhoneにメール送信</li>
<li>iPhoneでvCardファイルを開き，「連絡先を追加」をタップすると，電話帳に登録される</li>
</ol>
<p>【注意事項】</p>
<ul class="modPuki_list1" style="padding-left:16px;margin-left:16px">
<li>datalinkからエクスポーとしたCSVファイルでは姓名が分かれていないため，iPhoneには姓または名のどちらかの項目にフルネームを登録することになる．</li>
<li>iTunesにて電話帳の同期設定を行うことでWindowsアドレス帳などとの同期が可能であるものの，Windowsアドレス帳側でデータを更新するとフリガナが消えてしまう可能性があるので注意．（要確認）</li>
</ul>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>ニーズとテクノロジーの乖離</title>
		<link>http://detourist.net/post/technological_gap</link>
		<comments>http://detourist.net/post/technological_gap#comments</comments>
		<pubDate>Sat, 27 Oct 2007 13:20:07 +0000</pubDate>
		<dc:creator>detourist</dc:creator>
				<category><![CDATA[ICT]]></category>

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		<description><![CDATA[今更ながら，CEATECで思ったことを．
画像検索と動画管理
今最も，ユーザのニーズと実現されているテクノロジーのレベルが大きく開いている（と感じた）IT技術分野が画像検索と動画管理．
画像検索
既存のWeb検索サービス [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>今更ながら，<a href="http://www.ceatec.com/2007/ja/visitor/">CEATEC</a>で思ったことを．</p>
<h2>画像検索と動画管理</h2>
<p>今最も，ユーザのニーズと実現されているテクノロジーのレベルが大きく開いている（と感じた）IT技術分野が画像検索と動画管理．</p>
<h3>画像検索</h3>
<p>既存のWeb検索サービスの，前後の文章やAlt属性を見て画像に意味づけを行うアイデアは画期的であったが，これではハードディスクに保存されている無数の画像の管理には利用できない．</p>
<p>タグ付けは実質不可能，既に星の数ほどの素材がインターネットから個人のハードディスクにまで分散しており，改めて人間語で記述し直すのはナンセンス．</p>
<p>画像解析とそれに合わせた分類・管理技術の需要は非常に高いはずだ．</p>
<p>（とは言え，プライベートに管理している画像であれば，ただ単に似た色合いの画像をグルーピングしてくれるだけでも結構便利．例えば<a href="http://mmk.f4.fhtw-berlin.de/?page_id=40">Image Sorter</a>を使うと下図のように表示してくれる．）</p>
<p><a href="http://detourist.net/img/071027_image_sorter.png"><img src="http://detourist.net/img/_071027_image_sorter.png" alt="Image Sorter" title="Image Sorter"></a>  </p>
<h3>動画管理</h3>
<p>こちらは画像と異なり，現在のところは動画を共有するサービスが限られているため，人間の手でタグ付けすることでもそこそこ対応しきれいている．ただし，今後動画数や動画サービスが増えていくことを考えると限界が来る日もそう遠くはないだろう．</p>
<p>動画管理を複雑にするのは，動画の「中身」について意味づけを行いたいというところ．現状では，ある動画の内容を把握するにはせいぜい2倍速で流し見るか数十秒ごとにスキップして見るしかない．ユーザが利用を躊躇するのはその時間的制約．</p>
<p>シーンを分割し，何分何秒のところにどういうシーンがあるかといった情報を付加できれば，きっと動画利用の機会はぐっと高まる．</p>
<h2>ライフログ等の行動履歴収集と，それを利用したプッシュ型情報配信</h2>
<p>これは逆に，技術は十分な域に達しているものの，魅力あるサービスを提案できず上擦っている（と感じた）IT技術分野が，行動履歴収集と，それを利用したプッシュ型情報配信．</p>
<p>今回の展示を一通り見て回っても，まだまだ自動取得できるデータだけではライフログとして不十分（それを補填するために，<a href="http://www.dokodemoissyo.com/index1.html">どこでもいっしょ</a>のようにユーザに付加情報の入力を促すアプリを提供するものもあったが，本末転倒もいいとこ．）だし，提供される情報も“おせっかい”情報ばかり．</p>
<p>自分がこういうことをやっているだけに（尤も，自分の主題はサービスではなく通信管理なのだが），非常に頭が痛い問題なのだけど．</p>
<p>　</p>
<h2>改めて，<a href="http://detourist.net/ict/dicomo-2">石井先生の言葉を借りよう</a></h2>
<p>その「技術」を育てることが目的なのか，</p>
<p>あなたの「ビジョン」を実現する（ために「技術」を利用する）ことが目的なのか．</p>
<p>　</p>
<h2>追記 ［28日 16:15］</h2>
<p><a href="http://www.satou30.info/d/2007/10/28/1019">satou30</a>のレスへのレス．</p>
<p>まぁ，確かにニーズに応えるために技術が進歩するのか，技術に応じてニーズが高まるのかは鶏と卵のようなところがあるから断言はできないけど．ただ，一般的には表面化していなくても，ある人が「こんな技術が是非とも欲しい」と強く思っていれば，社会的なニーズと見なしてよいのではないかと．</p>
<p>動画に触れた際に想定していたのは，たとえば「あー，このBGMがあの映画のどこかに使われててあのシーンが好きなんだけどどこだったかなー」とか，「この3時間のドキュメンタリーの内容をチェックしなきゃなのに10分しか時間がない！」みたいシーン．そういう場面で活用できるほどのメタデータが，動画に付加されるようになれば便利だろうなと．（それを求める人がどれほどいるかは疑問だがｗ）</p>
<p>でも確かに，コンテンツとして提供される動画については製作者がその作業を負えばよくて，ユーザサイドでメタデータを付加するような利用シーンはなかなか思いつかないなぁ・・・（汗） それこそニコニコぐらいしか．</p>
<p>あと，僕は自分の脳みそをそんなに信用していない（苦笑）．現時点では確かに，脳の方がそうした処理に向いているのだろうけど．</p>
<p>ref. <a href="http://www.satou30.info/d/2007/10/28/1019">それ脳(ry</a> &#8211; satou30.info</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>DICOMO2007 (2日目) / MIT石井裕教授招待講演</title>
		<link>http://detourist.net/post/dicomo-2</link>
		<comments>http://detourist.net/post/dicomo-2#comments</comments>
		<pubDate>Thu, 05 Jul 2007 02:59:09 +0000</pubDate>
		<dc:creator>detourist</dc:creator>
				<category><![CDATA[ICT]]></category>
		<category><![CDATA[生活]]></category>

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		<description><![CDATA[結論から言うと、MITの石井先生（何度かここでも紹介してる“タンジブル”の人）の話を聞けて、神戸大の塚本先生（ちょっと前によくTVに出てたウェアラブルの人）に会えただけで、参加した価値はあったかなと。
以下、石井]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>結論から言うと、MITの石井先生（何度かここでも紹介してる“タンジブル”の人）の話を聞けて、神戸大の塚本先生（ちょっと前によくTVに出てたウェアラブルの人）に会えただけで、参加した価値はあったかなと。</p>
<p>以下、石井先生の言葉から一部を。（註：表現は正確ではありませんし、筆者の勝手な解釈が多分に混じっておりますのでそのつもりで。）</p>
<p>&#45;&#8211;</p>
<p>「ユビキタスコンピューティング」</p>
<p>なんてのはもうとっくに「終わって」いる。Mark Weiser が最初に提唱した理念を誰も理解していないし（そのため、彼は後に「Calm Technology」という言葉を用いるようになった）、未だその実現には程遠い。</p>
<p>「技術」→「必要(性)」→「概念」</p>
<p>「技術」は数年で消えてなくなる。（「今」それが必要なのは認めるとしても）。一方（哲学に基づいた）「コンセプト/ビジョン/プリンシプル」は、これからの数百年を変える。同じ一生を費やすなら、あなたはどちらに取り組むか。</p>
<p>「Digital」と「Physical」</p>
<p>の関係→卓球。ラケットは見えていてはいけない（体の一部になるまで使いこなせ）し、しかし、ピン球は見えなければ（それも「たまに見える」ではなく、常に必ず見えなければ）ならない。そして「どっちも必要」。</p>
<p>「目的」</p>
<p>その技術を育てることが、そのニーズに応えることが、そのコンセプトを実現することが、誰をどのように幸せにするのか。</p>
<p>我々はGeekだ──人が、空気が薄いと息苦しいように、Wi-Fiが飛んでいないと息苦しい（会場爆笑ｗ）──が、そうでない人たち、Wi-Fiがなくても生きていける（そんなもの必要ない）人たちに対して、我々は何を提供できるのか。しようとしているのか。</p>
<p>「Why」</p>
<p>を3度繰り返され、3度繰り返し答えられたら、その人の哲学が見えてくる。</p>
<p>「死後」</p>
<p>・XX年後、自分はもういない。<br />
・100年後、今生きている人はもう誰もいない。<br />
・200年後に何が遺っているか（何を遺せるか）。<br />
・1000年後は？  </p>
<p>&#45;&#8211;</p>
<p>ただ、勘違いしちゃいけないのは、──高校球児と松井秀喜との関係のように──彼ら（石井先生・松井選手）を目標にしているようではお話にならないのだということ。（彼らに憧れこそすれ）。僕らは彼らを「超え」（ようとし）なければならない。</p>
<p>　</p>
<p>おまけの名言：「もし、論文がどの学会にも通らなかったら、ハリウッドに持って行け」</p>
<p>（「マイノリティ・レポート」で表現された実物的ヒューマンインターフェースのアイデアはメディアラボで生まれたものだが、その原点となっている論文は、各学会にことごとくリジェクトされたという。）</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>Log Me In / あなたはもう、仕事から逃れられない(￣ー￣</title>
		<link>http://detourist.net/post/log-me-in</link>
		<comments>http://detourist.net/post/log-me-in#comments</comments>
		<pubDate>Mon, 23 Oct 2006 09:56:56 +0000</pubDate>
		<dc:creator>detourist</dc:creator>
				<category><![CDATA[ソフトウェア]]></category>

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		<description><![CDATA[
［Log Me In］
複数の場所でPCを使用していると、データの持ち運びや同期に苦労させられたり環境の違いにヤキモキさせられたりすることが非常に多くある。あのデータ研究室に忘れてきたーだとか、自宅に帰ればあのソフトが [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="post-content">
<p><a href="https://secure.logmein.com/go.asp?page=home"><img src="http://detourist.net/img/061023_lmi" alt="スクリーンショット" title="スクリーンショット"/></a><br />［Log Me In］</p>
<p>複数の場所でPCを使用していると、データの持ち運びや同期に苦労させられたり環境の違いにヤキモキさせられたりすることが非常に多くある。あのデータ研究室に忘れてきたーだとか、自宅に帰ればあのソフトが使えるのにーだとか。</p>
<p>そんな時に役立つのがリモートアクセスアプリケーションであるが、素人にはなかなかハードルが高い。</p>
<p>これまで自分も<a href="http://www.realvnc.com/">RealVNC</a>やら<a href="http://www.softether.com/jp/">SoftEther</a>（リモートアプリではないけど）やらを試したりしたものの、研究室のルータマシンでの<a href="http://e-words.jp/w/IPE3839EE382B9E382ABE383ACE383BCE38389.html">IPマスカレード</a>設定がうまくいかなかったり、外で使うにもインストールが面倒だったり出来なかったりで実用は諦めていた。<br />
（もっとも、研究室内のマシン同士をつなぐのにお世話になっていたけど。隣に並んでるマシンをリモートコンピューティング。直接いじれよって(￣▽￣； ）</p>
<p>このLogMeInは、アカウント情報と共にそのユーザが管理するマシンを一括管理してくれる。操作したいマシンにあらかじめソフトウェアをインストール・実行しておくだけで、外からWebブラウザを通してログイン・操作できるようになる。操作される側でルータ等の複雑な設定は必要ないし、操作する側もブラウザでアクセスするだけ（アプレットのダウンロードは必要）という超お手軽っぷり。</p>
<p>一点だけ、そうやって接続・ログイン情報を全くの第三者に預け、管理させているという状況に若干不安はあるものの、この便利さには敵わない。<br />
（教科書的には、不安を感じるなら使っちゃダメなんだが。）</p>
<h2>移稿前のコメント</h2>
<p>セキ : 2006-10-24 (火) &#8211; 09:54</p>
<p>へぇ～、そんなんあるや(゜_゜)<br />
要は自分の持っているデータをサーバで管理し、それを他のところでも使えるようにするやろな・・・多分。</p>
<p>文 : 2006-10-24 (火) &#8211; 22:45</p>
<p>えーと、そうはそうなんやけどそうではないような。微妙なコメントやなぁ(´～｀；)</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>公開したくない意思と、公開されている現実</title>
		<link>http://detourist.net/post/meaning_of_publication_on_the_internet</link>
		<comments>http://detourist.net/post/meaning_of_publication_on_the_internet#comments</comments>
		<pubDate>Thu, 09 Feb 2006 01:19:39 +0000</pubDate>
		<dc:creator>detourist</dc:creator>
				<category><![CDATA[セキュリティ]]></category>
		<category><![CDATA[情報リテラシー]]></category>

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		<description><![CDATA[ごく最近まで、インターネットで何らかの情報を発信するには、ある程度の専門知識とそれなりの環境が必要だった。そのため「読み手（閲覧者）」と「書き手（発信者）」は区別することが可能であり※1、「書き手」である]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>ごく最近まで、インターネットで何らかの情報を発信するには、ある程度の専門知識とそれなりの環境が必要だった。そのため「読み手（閲覧者）」と「書き手（発信者）」は区別することが可能であり※1、「書き手」である人々は自分が情報を発信する立場にいることを否応なく自覚させられた。</p>
<p>そうした状況において、友人・知人の間だけでのやりとりを楽しみたい人たちが見ず知らずの人に対して「リンク禁止」を主張することもあったし、自分が発信する情報へのアクセスを管理したい人たちが「無断リンク禁止」を主張することもあった。当然、アドレスさえ打ち込めば（サーバの設定やプログラムによって認証する場合を除き）誰もが自由にアクセスできるインターネットの世界において、これらの主張はナンセンスだ。しかし、彼らは少なくとも、自分の書いたものが誰からも見られ得るという事実は知っていた。</p>
<p>だが、その世界も変わりつつある。</p>
<p>もはやインターネットは何事かを主張するための特別な場ではなく、「手軽に使える便利なツール」でしかない。それは、インフラの普及によってインターネット自体が一般的なものになったためでもあるし、SNSをはじめとしたWebサービスの進展によって専門的な知識や特別な環境が無くても「書き手」となることが可能になったためでもある。「読み手」と「書き手」の境界はそこにはない。</p>
<p>SNSを例に取ると、利用者はまず簡単な自己紹介を書き、自分の友人を登録し、コミュニティに参加したり日記を書いたりする。この「友人の登録」も「コミュニティへの参加」も自分の属性を公に発信する行動であるが、その性質上、自分個人あるいは仲間内のみに対象を限定した情報発信であるような感覚に陥りがちである※2。</p>
<p>このような流れの中で、インターネットにおける「公開」の原則が現状に合わなくなってきているのではないか。少なくとも、この原則をインターネット上の全ての情報に当てはめることは、正しいことではなくなった。</p>
<p>そうであれば、「リンク禁止」についての議論も次の段階に進める必要がある。プライベートな書き込みは他者から見られないよう配慮されて当然だし、自分のページへのアクセスを管理したいという要望も納得できる。「他人に見られたくない」という目的のためにリンク禁止を主張することはお門違いだが、そういうニーズが今後ますます増えていくであろうことを考えると、「できないんですよ（インターネットはそういう仕組みにはなっていない）」の一言で一蹴するのはあまりに乱暴だ。</p>
<p>既にもう、インターネットというオープンな世界の中に、クローズされたコミュニティが無数に存在している。その中で、一ユーザは、自分の発信する情報の公開範囲が適切かどうか、責任の取れる範囲かどうかを常に意識する必要がある。そして、そうした教育をいかにして行っていくかが情報産業に携わる者の課題である。</p>
<p>-–</p>
<p>※ ここで言う「（無断）リンク禁止」には技術的理由のあるものを含まない。単に「私の知らない所から私の知らない人が私の書いたものを読むことを不快に思う感情」を解消したいがための一方的な主張を指す。（個人的には、「見られたくないならWebに載せなければいいじゃないか」＝「公開されている以上、リンクを張るのはこちらの自由である」という立場を貫いてきた。）</p>
<p>※1 たとえ同一人物であっても、利用場面によって「読み手」であるか「書き手」であるかが区別される、という意。<br />
もちろん、掲示板に書き込むことで何事かを主張することができるように、「読み手」の立場で情報を発信することができないわけではない。しかしそれは、サイト管理者が修正することも削除することも可能な時点で、完全な「書き手」にはなり得ない。</p>
<p>※2 いくらプライベートな利用に配慮したシステムが作られたところで、完全な「閉じられたコミュニティ」が実現できるわけはないのだが。</p>
<p>- &#8211; -</p>
<p>だいぶ昔に『インターネットにおける「読み手」と「書き手」の境界の変化』というタイトルで書いていたのがいつの間にか論点はズレ、そしてなんのまとまりも無くなってしまったというオチ。長らく放置してたけど消してしまうのももったいないので恥さらし覚悟で放出。</p>
<p>結局、「そうした教育をいかにして行っていくか」について論じないとなんの意味もないのだが、そこのところはまた後日。</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>「ガイアの夜明け / サイバー攻撃との闘い」</title>
		<link>http://detourist.net/post/gaia-2005-07-06</link>
		<comments>http://detourist.net/post/gaia-2005-07-06#comments</comments>
		<pubDate>Wed, 06 Jul 2005 02:52:49 +0000</pubDate>
		<dc:creator>detourist</dc:creator>
				<category><![CDATA[セキュリティ]]></category>
		<category><![CDATA[ドキュメンタリー]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://detourist.net/review/documentary/gaia-2005-07-06</guid>
		<description><![CDATA[これを見るために（久しぶりに）早く帰ったというのに、風呂に入ってて前の方を見逃してしまった……
&#45;&#8211;
今回は、先日の価格.com不正アクセス事件をベースにその概要やネットワーク犯罪の危険性を描くという [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>これを見るために（久しぶりに）早く帰ったというのに、風呂に入ってて前の方を見逃してしまった……</p>
<p>&#45;&#8211;</p>
<p>今回は、先日の<a href="http://www.st.ryukoku.ac.jp/%7Ekjm/security/memo/2005/05.html#20050516_kakaku">価格.com不正アクセス事件</a>をベースにその概要やネットワーク犯罪の危険性を描くというもの。</p>
<p>価格.com事件については、原因は何だったのか、どう対応すべきだったのか（当時の価格.comの対応については疑問の声が多く挙がった）、一般のWebサイト管理者が行うべき対策は何か、という面に言及してほしかったので少々期待はずれ。攻撃を受けたサイトを再公開するまでの「悲惨さ」はわかりやすかったが。</p>
<p><span id="more-15"></span></p>
<p>また、<a href="http://e-words.jp/w/E382B9E38391E382A4E382A6E382A7E382A2.html">スパイウェア</a>の説明としてリモートデスクトップのようなソフトを実行させ、ディスプレイ表示とキー入力が別のパソコンに送られるという実演をしていたが、これも具体的な感染ルートや検出方法、対処法には触れられなかった。<br />
視聴者の不安だけ駆り立てて、対処のしようがない「天災」であるかのように捉えられることにはならないだろうか。<br />
自分のPC画面がウォッチされて、今見ているWebサイトや編集中のファイルが丸見えになるという画は非常にセンセーショナルで、わかりやすかったが。</p>
<p>　</p>
<p>そう、<strong>わかりやすかった。</strong></p>
<p>見た目のわかりやすさというのは、特に今回のように「一般的でない知識」を一般に広く伝える際、重要なポイントであると思う。</p>
<p>番組に出てきたネットワークセキュリティ会社<a href="http://www.lac.co.jp/">LAC</a>のネットワーク監視センター（？）の内装を見て強くそう思った。そこはまるでNASAのオペレーションルームの如く、照明を落とした広い部屋に無数のディスプレイが並んでいた。<br />
昨年のYahoo! BB顧客情報流出事件の後にソフトバンクが行った「セキュリティルーム内の端末に外付けデバイスを接続すると、警告メッセージが表示さるとともにルーム内の赤色灯が回る」対策もそういうことだろう。<br />
通常業務において、赤色灯を回すことでセキュリティ機能が高まるわけではない。管理者への通報だけで十分だし、外部デバイスを接続できないようにする方がよっぽど理にかなっている。<br />
にも関わらずそうしたことを行っているのは、またそう行っていることをアピールしているのは、外部、特にその方面に疎い人に「わかって」もらう必要があるからだ。（LACのあの部屋は、わざわざテレビ用に作ったのだろうか？）  </p>
<p>確かに、本気でスパイウェア（でもウイルスでも<a href="http://e-words.jp/w/E38395E382A3E38383E382B7E383B3E382B0.html">フィッシング</a>でも<a href="http://e-words.jp/w/CSRF.html">CSRF</a>でも何でもよいが）対策をしようとすれば、その仕組みや対処法を知り、「こういうことに気をつけなければならない」ということを理解できなければならない。しかしこういう説明はたいていの場合、<strong>わかりやすくない</strong>。もともと関心のない人にとって、こんな話にわざわざ時間を割いて付き合う理由などない。</p>
<p>ネットワークセキュリティについては、ネットに関わる全員が気をつける必要がある。でないと意味がない。<br />
そういう観点から言うと、多少大げさでアバウトで説明不足であっても（嘘はダメだけど）、報道する理由はあるんじゃないだろうかとも思う。見た目のわかりやすさでしか判断できない人は、かなりいる。</p>
<p>　</p>
<p>（でも、でも、やっぱり今回のは言葉足らずだったと思うんだよなぁ。そりゃ1時間という番組上の制限は大きいだろうけど。結局、大変だということがことが「わかった」<strong>だけ</strong>だった感……。）</p>
<h2>関連サイト</h2>
<ul>
<li><a href="http://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/backnumber/preview050705.html">日経スペシャル ガイアの夜明け／サイバー攻撃との闘い～IT犯罪から会社を守れ～</a> &#8211; テレビ東京</li>
</ul>
]]></content:encoded>
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